「民商大好き♡交流会2023」開催仲間を増やす活動は人助け、すべての民商で増勢を!
18~19日に広島市神田山荘に県内民商から59名が集まり、日ごろの活動を交流し学習を深めました。加賀県連会長は、主催者挨拶で「今の社会情勢だからこそ民商は必要とされている。自分の民商をどう発展させるのか、お互いに学び合う交流会にしよう」と呼びかけました。
1日目は、商売を語る会として3人のパネリスト(三次・山田さん、広島西部・奥本さん、福山・新川さん)が民商との出会いや事業を伸ばすための努力・工夫などを話しました。また、それぞれの民商の活動やいいところはどこか?との質問に対して「民商はいろんな相談ができるところで安心」「命を助けられ、民商の役にたちたいという思いで活動を続けている」「世界中を探しても民商のような組織はない」などの発言がありました。
次の企画は、SNSを積極的に活用して商売や民商を広げていこうと広島民商会員の黒田さん(映像クリエーター)と寺田県連事務局長から話がありました。動画や画像の編集が簡単にできる無料アプリの紹介などもあり、「活用してみたい」との声も出されていました2日目は、「自主計算に磨きをかけ、不当な税務調査を許さない運動を」テーマにした企画がありました。石立県連事務局次長からインボイス制度の中身や税務行政の特徴、税務調査の動向などについて講義があり、対策として日常的な記帳が重要だということを強調しました。
その後、広島北民商の須山事務局長作成の台本を元に役員と事務局で寸劇を披露。
突然の税務調査で戸惑う業者が民商に相談。学習しながら仲間とともに調査に対応する様子が描かれていました。
民商会員を対象にした税務調査が減っており、こうした経験が少なくなっている中、他民商の活動はもっと学ぶ必要があります。パネルディスカッションでは、広島民商の石井さんが2回目の税務調査の体験を、三原民商の片島さんが慣れないパソコン記帳に挑戦して法人決算を仕上げたことを、そして北民商の大久保さんが法人の集団申告の取り組みについて「最初は参加が少なかったが自分の申告だから納税者の権利を主張しようと声をかけ続け、今では毎月、行えるようになった」と報告。そして民商に任せていると言う会員はなくそうと呼びかけました。
2回行われた分散会では、各民商の活動を交流しました。広島民商では、民商の良さを知らずにやめていく会員が多い中「とことん使おう!広島民商」という集まりを企画し、今まで集まりに参加したことがない会員を誘おうと役員が奮闘。170名の参加で広島民商の歴史や活動を学ぶことができた。今後の拡大運動への弾みにもなったと発言。
福山、三次民商ではインボイスの学習会や相談会をが心となって役員が中心となって積極的に行ってている、今いいる。今後は消費税の申告についての学習会もす学習会もする予定だと報告。
インボイス制度については、「100000円ぐらいの取引でも請求書や領収書に領収書に細かく税額を書くよう言われ、困惑してれる」「福山税務署では新たに課税業者税業者になった人を対象に学習会のお知らせ案内が届いている」「三次市内のエディオンでは下請け業者にインボイスを求めないと言っているが、何年か先にはインボイスが必要になってくるのでは」などの発言がありました。
最後のまとめ報告を寺田県連事務局長が行い、「物価高騰やインボイス実施などで不安が広がっている中で、民商活動への確信が深まったことと思う。今後の活動に大いに生かし、また自治体懇談も計画しよう」そしてインボイス廃止の運動も強め必ず廃止させようと呼びかけました。
閉会あいさつでは、四郎田県連副会長が「困ったとき役に立つ仲間どうしの助け合いの民商を大いにひろげ、何としても年末までに増勢を」と締めくくられました。
府中民商からは祐源会長と岡事務局長が参加し、これからも頑張ろうと思える交流会でした。