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年間増勢を目指す春の運動推進NEWS

~民商・広島県連は広島県中小企業・小規模企業振興条例に基づく中小企業支援団体です~

県連理事会・新春のつどいで「会員増」の意思を固めあう

13日に県連理事会が行われ、春の運動の具体化についてそれぞれの民商から報告がありました。
昨年4月の会員数が上回っているのは広島と竹原民商で、県内全体では、157人の新会員を迎えたものの
262人の退会があり、現在4264人となっています。
この春の運動で宣伝や相談活動に力を入れ、新たな仲間を迎えようと意思を固めあいました。
府中民商では12月に今年度初めての入会がありましたが、6人の退会があり85人の会員数です。
90人の会員数になるよう府中民商を知らせるチラシも準備しています。
ぜひ、達成させましょう。ご協力をお願いいたします。
午後からは「新春のつどい」があり、オープニングでは「国鉄ナッパーズ」による元気な歌が披露され、盛り上がりました。府中民商からは3人が参加し、「会員を増やすためにも、すべての会員を訪問し、宣伝グッズを渡して訴えよう」と決意しています。

インボイス制度を廃止させ、中小業者の事業継続へ

府中民商会員の皆さま、明けましておめでとうございます。
いよいよ、令和7年がスタートしました。ここ数年の間、コロナ禍に引き続き、そして現在は材料代・燃料・食品など全てのものが値上がりして、それを売上の価格に100%転嫁できずにわれわれ小規模事業者は本当に苦しい経営を余儀なくされています。
この一年、皆さんと力を合わせて消費税減税・インボイス廃止に向けて、こんな小規模事業者を苦しめる制度は何が何でも廃案に追い込みましょう。
府中民商では、ここ数年景気の低迷と後継者不足などで年々会員が減少しています。
皆さんのお知りあいで業者の方がいれば、ぜひ紹介していただき、府中民商を大きく育てていただきたいと思っています。
商売=健康です!この一年間、体調に気をつけ、怪我もなく元気で頑張っていきましょう。

役員一同

神石高原町と懇談中小業者への施策拡充を求めて

12月2日の神石高原町との懇談は、福家支部長の挨拶から始まり、産業課から話を聞きました。
町では10月から灯油代への補助を町独自の予算を組んで行っており、町民から喜ばれているそうです。人口減少が進んでいますが、「住んでいてよかった」と思えるような施策をすすめたいと移動販売やタクシー券助成、移住者支援などを行っていると聞きました。参加した役員は「今後も細やかなサービスを継続してほしい」と話しました。また、所得税法56条廃止についても意見交流を行い、古城婦人部長が「個人事業者の差別的な税制である56条廃止にぜひ賛同してほしい」と訴えました。

国保引き下げ署名2678筆を広島県へ提出払える国保への転換を求める

広島県連と広商連共済会は11月20日、この間集めてきた国保税の負担軽減を求める要請署名2678筆を県に提出し、県保健福祉課の藤田課長と懇談しました。

参加した作田専務理事は「署名には、高すぎる国保の負担を引き下げてもらいたいという仲間の皆さんの声が詰まっている。国保税の引き下げをお願いしたい」と署名を手渡しました。

藤田課長は、「広島県は令和6年度から準統一保険料方式を目指してきたが、将来の完全統一まで現状での保険運営となる。署名については、重く受け止めます」と話しました。

営業動向調査の結果をもとに自治体懇談行われる

9月から県内で取り組んでいる営業動向調査を基に、各自治体へ中小業者への施策拡充を求めて要請行動が行われています。営業動向調査では、物価高騰分を価格に100%転嫁できている事業者は1割しかおらず、借入金返済や健康保険料の支払いに困難を抱えている事業者は1~3割という実態を報告しました。
また、価格に消費税を転嫁できていない事業者が3割、また給料の値上げができなかった事業者は6割で、資金繰りに苦しい業者が多いことが浮き彫りになっています。
11月21日に府中市と懇談。祐源会長、福家副会長、岡崎理事、岡事務局長が参加しました。総務課長など2人が対応し、直接支援について「今までの事業の見直しをして今後の財政再建プランを計画していく予定。市独自での支援はむずかしい」と話しました。他の項目についても、国や県に声を届けていただくよう要望しました。

伝統的な神楽を堪能!

23日(土)に共済会・婦人部合同のバス旅行が行われ、安芸高田市にある神楽温泉湯治村に出かけました。
師走並みの寒さではありましたが、温泉に入り、神楽を二公演もじっくり見ることができ、大満足。バスから紅葉を眺めたり、道の駅での買い物など楽しむことができました。
参加者の皆さんの感想です。
*舞っている人もすごいけど、太鼓や笛の人たちの姿も迫力があってよかった。
*仲間との楽しい旅、また来年も参加したい。*神楽が大好き!いい思い出になりました。
*大きなドームで寒かった。もっと時候のいいときに計画したらよかったね。
*業者は、健康第一。お互いに体に気をつけて来年も出かけましょう。

両備信用組合本店へ要請

毎年行っている県内の金融機関本店との懇談が行われ、府中民商では、27日に両備信用組合本店に出向きました。3年目になる県内民商でおこなった営業動向調査の結果をもとに、家族経営者や小規模事業者の状況を報告しました。

長引く物価高騰による影響について「販売価格に100%転嫁できている」のは1割、
借入返済についても利息のみの支払いや遅れながら返済せざるを得ない事業者が2割あります。そうした中で資金繰りが厳しい事業者に親身になって相談にのってほしい、金利の高いフリーローンなどへの誘導はしないでほしい、そして経営改善などの支援、後継者支援などにも力を入れて地域に根ざした金融機関の役割を発揮していただきたいと要望しました。

対応した本店営業部の中山次長は「困難な状況は把握している。しっかりお話を伺いながら、より良い方向に行けるよういっしょに考えアドバイスしていきたい」と答えました。また、融資などで必要な書類として今まで収受印の入った申告書の控えが必要でしたが、今後は、収受印がなくても認める意向を示しました。

平和への願いをこめ、備前焼で折薔薇や折り鶴製作

神石高原町で備前焼工房を営んでいる香山義弘さんは、陶芸に平和への願いを込めて様々な作品を作っています。備前焼の鶴を製作し、20年前には原水爆禁止世界大会が行われていた広島市内で自ら海外の人に手渡した経験がある香山さん。
来年の被爆後80年に向けて、折り鶴を備前焼にできないかと模索中です。
府中民商ニュース(6月10日付)で「世界バラ会議福山大会に向けて平和の『折ばら』を共同制作」の記事を掲載したことで全商連から取材の依頼がありました。
11日、「さんわの森」にある工房に編集局の記者が取材に訪れました。商工新聞の新年号に記事が掲載されますので、お楽しみに。

広島県連 幹部学校2024

方針と基本方向を力に民商運動を進めよう!

10月27日(日)、県連幹部学校が開催され、府中民商から役員4名が参加しました。
パワーポイントで作成された見て楽しい「運動の基本方向」や「全商連総会方針」などを学習し、分散会ではそれぞれの民商の要求・拡大運動などを交流しました。
参加した和田さんの感想です。
「総会方針を学習し、話し合い行動、助け合い運動していくことが少し欠けているのかなと反省した。会合や総会などへの参加が少なく、もっと多くの人に参加してもらい府中民商を活気づけたいと思う」
最後に県連事務局長が「今取り組んでいる営業動向調査で多くの仲間の声を自治体に届け、中小業者支援を求めていこう」と呼びかけました。