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国保引き下げ署名2678筆を広島県へ提出払える国保への転換を求める

広島県連と広商連共済会は11月20日、この間集めてきた国保税の負担軽減を求める要請署名2678筆を県に提出し、県保健福祉課の藤田課長と懇談しました。

参加した作田専務理事は「署名には、高すぎる国保の負担を引き下げてもらいたいという仲間の皆さんの声が詰まっている。国保税の引き下げをお願いしたい」と署名を手渡しました。

藤田課長は、「広島県は令和6年度から準統一保険料方式を目指してきたが、将来の完全統一まで現状での保険運営となる。署名については、重く受け止めます」と話しました。

営業動向調査の結果をもとに自治体懇談行われる

9月から県内で取り組んでいる営業動向調査を基に、各自治体へ中小業者への施策拡充を求めて要請行動が行われています。営業動向調査では、物価高騰分を価格に100%転嫁できている事業者は1割しかおらず、借入金返済や健康保険料の支払いに困難を抱えている事業者は1~3割という実態を報告しました。
また、価格に消費税を転嫁できていない事業者が3割、また給料の値上げができなかった事業者は6割で、資金繰りに苦しい業者が多いことが浮き彫りになっています。
11月21日に府中市と懇談。祐源会長、福家副会長、岡崎理事、岡事務局長が参加しました。総務課長など2人が対応し、直接支援について「今までの事業の見直しをして今後の財政再建プランを計画していく予定。市独自での支援はむずかしい」と話しました。他の項目についても、国や県に声を届けていただくよう要望しました。

伝統的な神楽を堪能!

23日(土)に共済会・婦人部合同のバス旅行が行われ、安芸高田市にある神楽温泉湯治村に出かけました。
師走並みの寒さではありましたが、温泉に入り、神楽を二公演もじっくり見ることができ、大満足。バスから紅葉を眺めたり、道の駅での買い物など楽しむことができました。
参加者の皆さんの感想です。
*舞っている人もすごいけど、太鼓や笛の人たちの姿も迫力があってよかった。
*仲間との楽しい旅、また来年も参加したい。*神楽が大好き!いい思い出になりました。
*大きなドームで寒かった。もっと時候のいいときに計画したらよかったね。
*業者は、健康第一。お互いに体に気をつけて来年も出かけましょう。

両備信用組合本店へ要請

毎年行っている県内の金融機関本店との懇談が行われ、府中民商では、27日に両備信用組合本店に出向きました。3年目になる県内民商でおこなった営業動向調査の結果をもとに、家族経営者や小規模事業者の状況を報告しました。

長引く物価高騰による影響について「販売価格に100%転嫁できている」のは1割、
借入返済についても利息のみの支払いや遅れながら返済せざるを得ない事業者が2割あります。そうした中で資金繰りが厳しい事業者に親身になって相談にのってほしい、金利の高いフリーローンなどへの誘導はしないでほしい、そして経営改善などの支援、後継者支援などにも力を入れて地域に根ざした金融機関の役割を発揮していただきたいと要望しました。

対応した本店営業部の中山次長は「困難な状況は把握している。しっかりお話を伺いながら、より良い方向に行けるよういっしょに考えアドバイスしていきたい」と答えました。また、融資などで必要な書類として今まで収受印の入った申告書の控えが必要でしたが、今後は、収受印がなくても認める意向を示しました。

平和への願いをこめ、備前焼で折薔薇や折り鶴製作

神石高原町で備前焼工房を営んでいる香山義弘さんは、陶芸に平和への願いを込めて様々な作品を作っています。備前焼の鶴を製作し、20年前には原水爆禁止世界大会が行われていた広島市内で自ら海外の人に手渡した経験がある香山さん。
来年の被爆後80年に向けて、折り鶴を備前焼にできないかと模索中です。
府中民商ニュース(6月10日付)で「世界バラ会議福山大会に向けて平和の『折ばら』を共同制作」の記事を掲載したことで全商連から取材の依頼がありました。
11日、「さんわの森」にある工房に編集局の記者が取材に訪れました。商工新聞の新年号に記事が掲載されますので、お楽しみに。

広島県連 幹部学校2024

方針と基本方向を力に民商運動を進めよう!

10月27日(日)、県連幹部学校が開催され、府中民商から役員4名が参加しました。
パワーポイントで作成された見て楽しい「運動の基本方向」や「全商連総会方針」などを学習し、分散会ではそれぞれの民商の要求・拡大運動などを交流しました。
参加した和田さんの感想です。
「総会方針を学習し、話し合い行動、助け合い運動していくことが少し欠けているのかなと反省した。会合や総会などへの参加が少なく、もっと多くの人に参加してもらい府中民商を活気づけたいと思う」
最後に県連事務局長が「今取り組んでいる営業動向調査で多くの仲間の声を自治体に届け、中小業者支援を求めていこう」と呼びかけました。

府中民商婦人部第34回定期総会開催

業者婦人の地位向上をめざして運動を!

24日(火)に府中民商婦人部総会が行われました。場所は昨年好評だった「世羅温泉」。
9人中2人が10年?ぶりに参加し「元気だった?」と話がはずみました。

総会議事は川本幹事の司会で進められ、古城部長は「活動は細々ではあるが、定例行事として続けています。
少ない人数では元気が出ないので、部員を増やして大勢で活動できるよう頑張りましょう。
そして衆議院選挙は暮らしをよくするためにも、必ず投票に行きましょう」と挨拶しました。
今後の活動として、現在民商で取り組んでいる「インボイス・健康保険証・国保料の値下げ」などの署名を広げる、また「56条」署名にも取り組むためにしっかり学習していくことなどが提起されました。

そして、参加者全員が近況を話したり、母の日プレゼントについての意見交流もありました。
方針・決算・予算の採択、役員体制の承認がされ、なごやかに会は終了しました。
その後は、食事・温泉・観劇を楽しみ、大いに話し、泣いたり笑ったり、うっとりしたりと顔も心もしっかり動かした一日でした。

インボイス制度の廃止を求めて宣伝行動

昨年10月に消費税インボイス制度が導入され一年が経った1日(火)、全国で一斉の宣伝行動が行われる中、府中民商では府中・新市のスーパー前で街頭宣伝を行いました。

当日は役員と事務局5人が参加し、「物価高騰が続いている中、業者も国民も疲弊している。消費税の減税でインボイス制度は廃止させよう!」と訴えました。ベランダから手を振って応援したり家から出てきて聞いてくださる人もいました。

今年初めての消費税申告書を提出した人は「今回は3か月分だけだったけど、次は一年分の納税になる。ますます負担が増えるのは大変」と話していました。

今後も廃止を求める署名や宣伝行動に取り組みます。営業や生活を圧迫するインボイス制度は必ず廃止させましょう!

集まって学習し、自主記帳をすすめよう!

8月から毎週火曜日に開催されていた全商連主催の「自主申告サポーター学校」が第6回をもって終了しました。
毎回各民商で行っている自主記帳会の実践報告がありました。
婦人部の「記帳カフェ」や支部や班で定期的に行っている記帳会など、定例化するまではいろんな苦労がありますが、「とにかく続けること」が大事です。
府中民商でも、毎週火曜日午後2時から記帳会を行いますので、気軽にご参加ください。

24日に行われたサポーター学校では、「税務調査とどうたたかうか」「滞納処分から身を守る10の対策」の2つの講義がありました。税務調査の狙いや、「推計課税」など実例をもとに詳しく話がありました。ひどい調査にたいしては、「納税者の権利」と「実額」を主張してたたかうことが一番。そのためにも記帳が大切。
そして、納税者の権利を身につけるためには、班や支部で集まって日常的に学習することが大事です。

2つ目の「滞納処分から身を守る10の対策」について、「自主計算パンフ」をもとに詳しく説明があり、請願書を提出して納税や換価の猶予、執行停止などを主張して認められた経験が紹介されました。
税務調査や滞納処分(差し押さえなど)にしっかり対応するためにも、集まって学習しようと締めくくられました。
税務調査時の立ち合いと税務相談停止命令制度の関係についての質問があり、「停止命令と調査時の立会いは全く関係がない。立ち合い排除には調査対象者本人が自信をもって反論できるよう学習し、対応していくことが大事」と返答がありました。
今週の商工新聞に「立ち合いを同室で認めさせた」大商連の記事が掲載されていますので、読んで学習しましょう。

パソコンを使った記帳・決算・申告

各地の民商が実践報告
17日に行われた全商連主催の第5回「自主申告サポーター学校」では、4つの民商から報告がありました。
新潟民商では、支部主催の記帳会を定期的に開催し、様々な相談にも対応していること、そして、記帳会が入会の場となっていることなどが報告されました。

高知県須崎民商は、「パソコン記帳も、ノート記帳も、みんなで学ぼう」と毎月1回記帳教室を開催し、5~6人が継続して参加していること、高知県連が作成した「エクセル会計」を使う人もいると報告。

鹿児島県曾於民商では、以前は婦人部の学習会として毎年消費税の模擬申告を行っており、サポーターも生まれていた。白色申告の記帳義務化にともない、自主計算ノートを活用して記帳を確実に行うことに。今はパソコン入力会を毎週行っており、青色申告も増えたと報告がありました。

帯広民商では、婦人部が中心となって行っている「記帳カフェ」の取り組みについて報告されました。
それぞれの実践の共通点は、毎月・毎週など定例でおこなっていること、集まった会員どうしで教え合い、おしゃべりも楽しみながら記帳していること、そして自分たちの経営を数字でつかむことができ、自信につながり、融資や税務調査対策にも有効になること。
府中民商でも毎週火曜日の午後に記帳会や学習会を行います。ぜひ、ご参加ください。